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2026.06.21 EDIの基礎

EDIで交換される代表的なメッセージにはどのようなものがありますか?

EDIで交換される代表的なメッセージは、販売管理の流れに沿って整理できます。受注フェーズでは「発注メッセージ」、出荷フェーズでは「出荷予定」「出荷案内」、受領フェーズでは「受領メッセージ」、売上計上フェーズでは「売上計上メッセージ」、請求・支払フェーズでは「請求」「支払」メッセージなどが交換されます。流通BMS Ver1.3では、これらに加え商品マスタ連携や返品処理など、密接な取引関係で利用される拡張メッセージも標準化されています。

フェーズ別に見る代表メッセージ

取引のライフサイクルに沿った代表的なメッセージを、フェーズごとに整理します。

受注フェーズ

  • 発注メッセージ — 商品コード、数量、納期、配送先などを含む発注情報
  • 発注変更メッセージ — 既発注の変更通知
  • 発注取消メッセージ — 既発注のキャンセル通知

出荷フェーズ

  • 出荷予定メッセージ — 出荷前の事前通知
  • 出荷案内メッセージ — 実際に出荷したことの通知(商品・数量・配送便等を含む)

受領・検品フェーズ

  • 受領メッセージ — 小売側で受領・検品完了の通知
  • 訂正受領メッセージ — 数量や品質に問題があった場合の訂正情報

売上計上フェーズ

  • 売上計上メッセージ — 売上として計上された取引の確定情報

請求・支払フェーズ

  • 請求メッセージ — 卸・メーカー側からの請求情報
  • 支払メッセージ — 小売側からの支払完了通知

拡張(密接な取引関係)

  • 商品マスタ連携メッセージ
  • 在庫情報共有メッセージ
  • 返品・値引きメッセージ

これらのメッセージは流通BMS Ver1.3の仕様で詳細に定義されており、フィールドの並び、データ型、必須項目、相互参照などが標準化されています。各メッセージを業務フローのどこでどう活用するかが、EDI導入の効果を大きく左右します。

実務上は、すべてのメッセージを最初から対応する必要はなく、取引先の要求と自社の業務範囲に応じて、必要なメッセージから段階的に導入していくのが一般的です。

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